左京区岩倉北池田町 モデルハウス(上棟工事2)
2022-07-29
上棟工事1の続きです。 金物取付・仮筋交い取付
二階の床下地材を打ち付ける前に羽子板ボルトなどの金物を取り付けます。
奥のほうで仮筋交いを取り付けているのが見えます。
奥のほうで仮筋交いを取り付けているのが見えます。
小屋束・母屋・垂木

左京区岩倉北池田町 モデルハウス(上棟工事1)
2022-07-29
カテゴリ:オープンハウス,現場リポート
今回はいよいよ上棟工事です。
建前、棟上げ等とも呼ばれますが木造建物工事のメインイベントといってもいいでしょう。
上棟の前に必要なのが先行足場です。建前時の大工さんの作業の足掛かりになります。
上棟時の大工さんの作業性や強度を加味して、どんな足場にするか決めます。
今回、前面の部分から上棟材を吊り入れるので、それを考慮して前面の一部は低く・オープンにしてあります。
上棟後に、残りを組上げて高さも十分にぐるっと建物を囲った二側足場としますが、それは後の事
上棟時の大工さんの作業性や強度を加味して、どんな足場にするか決めます。
今回、前面の部分から上棟材を吊り入れるので、それを考慮して前面の一部は低く・オープンにしてあります。
上棟後に、残りを組上げて高さも十分にぐるっと建物を囲った二側足場としますが、それは後の事
一階柱
手始めは一階柱からです。柱材はすでに納入済みなので、あとはそれをレッカーで吊り入れ、その吊り入れられた柱を一本ずつ人手で指定された場所に立てていきます。(柱には場所を示す記号が印刷されているのでそれを確認して建てていきます)
柱を立てる土台のほぞは、少しきついぐらいになっているので、柱を揺らしたりカケヤ(大きな木槌)でたたきながらはめ込みます。
柱を立てる土台のほぞは、少しきついぐらいになっているので、柱を揺らしたりカケヤ(大きな木槌)でたたきながらはめ込みます。
この上の写真の時点ではすでに横架材も内部に吊り入れられてます。
一階柱の次は、柱の頭に横架材(二階床梁等)をかけていきます。
とはいっても、柱のように人手で梁を持ち上げて組んでいくのは大変なので、レッカーの力を借りて、釣り上げた状態で組み込み位置に運び、そこから手作業で調整しながら組んでいきます。
このぐらいのタイミングで、一階柱の立(垂直度)を下げ振り等で確認して、場合によっては写真のように屋起こし(ジャッキのようなもの)で垂直度を調整します。
柱の立(タチ)を確認したら仮筋交いを打ち付けて全体がゆがまないように仮固定します。
柱の立(タチ)を確認したら仮筋交いを打ち付けて全体がゆがまないように仮固定します。
上棟2に続く

左京区岩倉北池田町 モデルハウス(土台据え)
2022-07-29
カテゴリ:オープンハウス,現場リポート
今回もモデルハウスです。 基礎に土台・大引きを据えます。
前回基礎工事をご紹介しましたが、今回は土台据え工事です。
土台にアンカーボルト(基礎と土台を固定する金物)用の穴を開け、基礎上端に基礎パッキンを挟んで土台を据えていきます。
据え終わったらアンカーボルトを座金付きの専用ナット(締め金物)で締めつけて基礎に土台を 固定します。
据え終わったらアンカーボルトを座金付きの専用ナット(締め金物)で締めつけて基礎に土台を 固定します。
大引きの据付
土台が据付けられたら今度は大引きです。
大引きを支えるプラ束を先行して大引き材に固定して準備しておきます。
大引きを支えるプラ束を先行して大引き材に固定して準備しておきます。
準備した大引きを土台に継ぎ、床束の高さを調整しながら束ボンドで固定します。
濡れているとボンドがつきにくいので、その前に乾燥させますが、雨の多いこの時期はそのタイミングを合わせるのが大変です。
濡れているとボンドがつきにくいので、その前に乾燥させますが、雨の多いこの時期はそのタイミングを合わせるのが大変です。
これで土台・大引きの据え付け完了です。

左京区岩倉北池田町 モデルハウス(基礎コンクリート打設)
2022-07-29
今回は前回の基礎の続きです。
前回までで配筋作業が終わりましたので、そこにコンクリートを流し込んでいきます。
最初は底盤部分のコンクリート打設です。
バイブレーターを使って隙間を作らないように流し込みます。その後、小手を使って手作業で表面を平らに均していきます。
くどいようですが 暑い---、熱い---
くどいようですが 暑い---、熱い---
次のコンクリートミキサー車も近くに待機して合間を空けないように到着するので職人さんは大変です。
日を置き、底盤コンクリートがある程度固まったら次は基礎立上り部分の型枠を組み立てます。
この鉄製の型枠・・・・この時期とっても熱くなるんです。
職人さん! ヤケドしないでくださいね。
立上りコンクリート打設作業
立上り型枠の組立終了後、立上り部分に慎重に コンクリートを流しこんでいきます。
ここでも、隙間ができないように熊手のような道具で突きながら流し込んでいきます。
最後の仕上げ(レベラー流し込み)
レベラー(セメント系の自然流動材)を10~20mm程度流し込み、基礎立上りの上端が重力で水平になるように整えます。
高さを確認しながら、表面が平らになるように慎重にレベラーを流し込んでいきます。
高さを確認しながら、表面が平らになるように慎重にレベラーを流し込んでいきます。
あとは、十分な養生期間を経てから型枠を解体し基礎が完成します。

左京区岩倉北池田町 モデルハウス 基礎(配筋完了まで)
2022-07-29
引き続きモデルハウスです(基礎工事の配筋まで)
前回地盤工事をご紹介しましたが、地盤も整いましたので今回は基礎工事です。
基礎の種類は「べた基礎」です。
基礎作りの最初の下地作りは次の通りです。
地縄張り(位置を決めていきます)
根切(掘ります)
栗石(石を敷き詰めます)
突き固め(敷き詰めた石を突いて平らに固めます)
防湿シート敷(下からの湿気を遮断します)
捨てコン打設(基礎外周・地中梁の下を捨てコンで固めます)
いよいよ配筋作業に入ります。
配筋作業の手順は次の通りです。
底盤配筋作業(底の平らな部分の配筋です)
立上り配筋作業(基礎の高い部分の配筋です)
補強筋配筋作業(人通口・コーナーなどの補強です)
立上り配筋作業(基礎の高い部分の配筋です)
補強筋配筋作業(人通口・コーナーなどの補強です)
結束作業(鉄筋を組むたびに随時鉄線で結んで固定します)
底盤配筋の下にはコンクリートブロックのスペーサーが置かれ鉄筋の下の部分にコンクリートの厚みを確保します。(この隙間が大事)
力のかかる地中梁部の人通口には、その下部にあばら筋を配しさらに補強します。
鉄筋を組んで、結んで、鉄筋を組んで結んで・・・・、とにかく真夏の炎天下の暑い中作業は延々と続きます。 暑い-- 熱い--
何とかこれで配筋は終了です。
